【新人看護師必見!】コミュニケーションに大切なこと ポイント7点を伝授

コミュニケーション

こんにちは!wakimonです

新人看護師さんも4月中旬に病棟配属となり、2か月経過しました

wakimonの病棟の新人看護師さんもシャドーイングが終わり

ついに患者さんの受け持ちが始まりました🤩

最近、新人看護師さんに「コミュニケーションって難しいですね

頭の中で患者さんに聞くことを考えていっても

いざ患者さんの前に出ると、言葉がうまく出ないんです」と言われました

wakimonは「それが普通です」といいました

家族や友達と話すのではないのです

どこかに病を抱えて入院されているのです 

続いて「コミュニケーションをうまくとりたいなら

とれるように下準備をしなくてはいけないね」と言いました

新人看護師さんは「下準備・・・難しいですね」とポツリ🤨

wakimonも30年以上看護師をしていても

コミュニケーションは永遠の課題のひとつです

この記事では、患者さんとのコミュニケーションのポイントを超新人看護師さんに向けて

wakimonの持論や具体的な例もふくめて7点紹介しています

読み終わるとコミュニケーション能力がUPしています!

ぜひ最後まで読んでいってくださいね

それではいってみよ~🤩

こんな人によんでほしい!

患者さんとのコミュニケーションに不安がある人

患者さんの受け持ちを始めたばかりの人

患者さんの前に行ったら、緊張して話せない人

効率よく情報収集をする

患者さんが割り振られると、一番にすることは情報収集です

情報収集を苦手とする新人看護師さんを多く見かけます

患者さんの情報の取り方は個々の看護師によって違います

新人看護師のうちは、とにかく受け持ち患者さんの情報を

完璧にとらなくてはいけないと考えがちです

けれど、それは効率は悪いし受け持ち患者さんがふえると出来なくなります

今回はwakimonの情報のとり方を伝授します

wakimonが最初に見るポイントは記録に記載している患者さんの言葉です

リアルな患者さんの言葉に注目します

wakimonの勤務している病棟は外科、整形外科が中心です 

手術後の患者さんも、たくさんおられます

例えば

    昨日の夜は、手術したところの傷が痛んで眠れなかったよ・・・
                  

という、記録があったとします

wakimonなら「疾患名、術式、手術後何日目なのか?鎮痛薬は飲んでいるのか?鎮痛薬の種類は、鎮痛薬の内服の間隔は?夜間の何時ごろから痛み出したのか、痛みの強さはどれくらいなのか?」

などを、情報収集します

また、状態の安定している患者さんもバイタルサインに変動はないか、「食欲」「排便」「睡眠」の状態は?身体、精神面での変動はないか確認します

高齢者の患者さんも多く入院されており

夜勤帯に不穏、せん妄、危険行動(転倒、転落)などの出現の有無なども情報収集します

その情報を持って患者さんを訪室します

つまり、患者さんの情報を頭に入れていくことで

患者さんとのコミュニケーションがスムーズになります

患者さんも「自分のことを知ってくれている」と安心感を持ち、看護師に本音を言いやすくなります

情報収集を効率よく行うことは最初は、なかなか難しいことです

情報収集が難しいときには先輩ナースに

「先輩なら、この患者さんのどこにポイントをおいて情報収集をされますか?」

質問してみてくださいね~😘

あいさつは忘れずに

受け持ち患者さんを訪室する際には身だしなみを整えるのが基本です

「清潔感」を心がけて、言葉使いにも注意をしてください

wakimonの勤務する病棟看護師さんに一人、いつも寝癖がついている看護師さんがいて

師長さんから寝癖を指摘されています(wakimonは本気でブラシをプレゼント

しようかと思っています🤔)

やはり身だしなみは大切です 

ほかにも香水はきつくありませんか?前髪が目にかかっていませんか?

患者さんは看護師のことをよくみています

受け持ち患者さんのところに行く前に再度確認してください

そして・・・訪室すると、まずは挨拶です

wakimonは必ず名札を見せながら挨拶します(wakimonの名札は顔写真つきです😅)

「おはようございます 本日、担当させていただくwakimonです

よろしくお願いいたします」と丁寧にゆっくりと挨拶します

耳の不自由な患者さんには筆談で挨拶します

目の不自由な患者さんには身体に触れながら挨拶します

必ず「今日の担当はwakimon!」とわかっていただけるように挨拶します

看護師が挨拶をすると患者さんから必ず返事が返ってくると思っていませんか?

挨拶の返事が返ってこない事は多々あります

なぜか?

いくつかの例をあげてみます

例① 気が付かなかった→難聴や視野障害があるかもしれません。挨拶の方法を考えましょう

例② 気が付いていたけど返せなかった→返事ができないくらい

身体的、精神的にしんどい状況かも・・・・

例③ わざと返さなかった→医療従事者に対して不信感があるかも・・・

病棟師長、チームリーダーに相談し理由を聞く場を設けるほうがいいかもしれません            

このようなことがある場合にはチームで話し合い、解決策を見出した方がよいです

コミュニケーションは環境整備から

受け持ち患者さんを訪室し、挨拶をします

挨拶をしたら、つぎは何をしますか?

wakimonは環境整備をします

バイタルサインを測定する前に患者さんの周辺を見渡します

患者さんの周りに使用済みのティッシュやゴミは落ちていませんか?

尿器やポータブルトイレに排泄物はたまっていませんか?

床頭台の上に賞味期限のきれた持ち込み食や汚れたコップなどはありませんか?

不要なもの、汚れているもの、排泄物などがあるのなら

それらを除去してからバイタルサインを測定しましょう

不潔な環境で良好なコミュニケーションはとれません

なぜかって?

みなさんの部屋に排尿や排便のにおいがして、使用済みのティッシュが落ちていたら

どうですか? いい気分はしませんよね🥺

清潔な環境で気持ちよくコミュニケーションをとりましょう

環境整備は大切です!

傾聴、共感をこころがける

「傾聴、共感は大事」と書いてある看護師の本をよく見かけます

確かに傾聴、共感は大事です

では、どこまで傾聴し共感すればいいのでしょうか?

wakimonは、患者さんとのコミュニケーションの中で一番心がけていることは

「患者さんが気分のいい状態で話を聞く!」ことを大事にしています

情報収集で得た情報をもとに、患者さんに問いかけます

すると当たり前ですが、患者さんからは返答がかえってきます

例えば

痛み止めが欲しくて、ナースコールを押しても看護師さんが来るのが遅くてイライラしたよ。
もう少し早く来てほしかったよ

このような返答がよく返ってきます

wakimonの病棟は、ナースコールは鳴りっぱなしです

ナースコールをとってもタイムリーに行けないこともあります

けれど、患者さんはすぐに来てほしいのです

皆さんはどう返答しますか?

「看護師の人数が少ないから」「忙しくて、すぐにはいけない」と言ってしまいそうになります😣

wakimonの場合だったら

「すぐに鎮痛薬を持参することができなくて本当に申し訳なかったです

鎮痛薬を内服してからは痛みは治まりましたか?

今は痛みはどうですか?」と

まず謝罪の言葉を述べてから「痛み」について傾聴します

術後や骨折の疼痛は本当につらいのです

タイムリーに鎮痛薬をお渡しできなかったことに謝罪してから

次のシーンに移行するとスムーズなコミュニケーションがとれる傾向にあります

患者さんが一番つらく感じていることを傾聴することが大切だと

wakimonは感じています

そして、共感に対しても

wakimonは「術後で体力も消耗されているのに、強い痛みの中でお待たせしたこと

お辛い気持ちにさせてしまったこと

本当に申し訳なかったです 

今度、痛みが出現して痛みの程度が10のうち3くらいになったらナースコールを鳴らしてください

痛み止めを内服するかを看護師と相談しましょう 痛みを我慢していても

血圧が変動したり、気分が悪くなることもあるので我慢しないで下さいね」と

共感しながら、次回、疼痛が出現した際の対処法も説明します

痛みはMAXになってくると患者さんは待てません

イライラ感だけが膨らんでいきます!(皆さんもホテルの

チェックインに従業員がモタモタしていたらイラっときませんか?wakimonは来ます😈)

モンスター患者さんに変貌してしまうとコミュニケーションどころではありません

お待たせしたことには変わりないのですから

まずは謝罪してしまいましょう

wakimonの経験上、かなりの確率で患者さんの機嫌はなおります

そして、傾聴+共感をすることでコミュニケーションがスムーズに行えます

こんな言葉は少しブッ飛んでるかもしれませんが

「お・も・て・な・し」 おもてなしの気持ちが大切だと思っています🤣🤣🤣

話におりあいをつける

皆さんは受け持ち患者さんに部屋回りをするとき

一人の患者さんにどれくらいの時間を要しますか?

新人看護師さんは、まだ受け持ち人数が少ないので

ピンとこないかもしれませんね😅

新人看護師さんも、いずれは5~6人は受け持ちます

心にとめながら読んでみてくださいね

wakimonは、いつも受け持ち人数は平均して6~7人です

多いときは8~10人受け持つこともあります(日勤で!)

wakimonは患者さん一人にかける時間は、6~7人なら約7~8分です

受け持つ患者さんが多いときは、8~9人なら5~6分と決めています

しかし中にはお話し好きな患者さんもおられ、ズルズルと長話に

なってしまうことはありませんか?

そうなると残りの受け持ち患者さんとの時間が無くなってしまいます

wakimonは、はなしに折り合いをつけて退室することも大事だと思っています

新人看護師さんは、一生懸命に患者さんの話を聞こうと努力します

素晴らしいことです!

しかし、患者さんのペースに飲み込まれてしまうのはダメです

あくまで部屋回りは看護師のペースで行う方が効率的にまわれます

情報収集で得た情報をもとに患者さんの訴えを傾聴し

観察すべきポイントを押さえて状態を把握します

そして、その日に入っている検査やリハビリ時間の確認

ケア(清拭・陰部洗浄や洗髪)の時間の確認をして

いったん退室します

受け持ち患者さん全員を一旦かる~く周り

改めてケアのために再度、訪室します

そのケアの時間がwakimonにとっては

ゴールデンタイムです ピカピカ

清拭や洗髪をしながら患者さんの身体や心を観察します

「傷の痛みはどうですか?あ~まだ腫れて熱持っていますね~」

「手術 お疲れさまでした、よく頑張られましたね」

「眠れていますか?食事はたべてれいますか?」

などと患者さんとのコミュニケーションを充実させます

臥床安静の患者さんの陰部洗浄などは羞恥心のことも考え

たわいもない話をしながら気がまぎれるように配慮します

このようにwakimonはケアをとおして患者さんの観察をします

時には話に折り合いをつけながら

時にはゆっくりと患者さんを話をする

限られた時間の中でいかに患者さんの訴えに耳をかたむけ

寄り添うことができるか wakimonは、いつも考えながら部屋持ちをしています

新人看護師さんには少し先のことになるかもしれませんが

お話しさせていただきました

退室するときも環境整備を忘れずに

患者さんのバイタルサイン測定や観察が終わり

退室するときも環境整備は忘れてはいけません

では、どんな環境整備をしますか?

wakimonは、退室する際には

ナースコールは手元にあるか、しんどくない体位か?

お茶が手の届くところにあるか、テレビは見れる角度か?

リモコンは手元にあるか イヤホンは聴ける状態にあるか

など入院生活を送るうえでの不自由はないかを確認します

最後に「もう、この場を離れますが、何かお手伝いできることはありませんか?」と問いかけます

あれば対処し、なければ退室します

よく自分が退室後に今、訪室した患者さんからナースコールがあった経験はないですか?

「今、いったや~ん🤨」って思ってしまいますよね

wakimonは退室時の声掛けを行うことで、直後のナースコールは

ほとんどないです!

環境整備に始まり、環境整備に終わる!

難しいけど大事なことです

まとめ

今回はコミュニケーションについて投稿させていただきました

結構、長々となってしまいましたが

すごく気合をいれて記事を書いたつもりです・・・😊

看護師は患者さんとのコミュニケーションのほかにも

医師、コメディカルとのコミュニケーションも重要です(これが結構、大変🤨)

看護師も人間です いつも、ニコニコしていられませんし感情もあります

同僚や先輩ナースとの連携も取らなくてはいけませんし

病院の委員会やリンクナースの役割もあり

他病棟との看護師ともコミュニケーションをとらなくてはいけません

新人看護師さんのなかにはコミュニケーションに不安な人も

たくさんいると思います

コミュニケーションは経験が、ちからとなります

いろんな患者さんがいて

なん通りものコミュニケーションの取り方があります

個々の患者さんにあったコミュニケーションを考えて実行する

わからない場合は先輩ナースに聞いてみる

この繰り返しが経験となりコミュニケション能力がUPします

新人看護師さん 応援しています!ファイトォ~!

なんでもいいのでコメントしてもらえるとテンションあがります

疑問点や質問でもうれしいです

ここまで読んでいただき、ありがとうございました🥰

おわり

           

 

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