新人看護師さんは急変対応できなくてあたりまえ!2つの事例を検証します!

事例検証

こんにちは!Wakimonです

Wakimonは最近

たて続けに2回

患者様の急変に遭遇しました

1回目は日曜日の日勤10時ごろ

2回目は夜勤帯4時30分ごろです

「急変」と聞いたら

新人看護師さんはとても緊張して

不安になると思います

Wakimonも正直怖いです・・・😩

急変時には新人看護師さんの姿もありました

不安と怖さにブチ当たりながらも

チームの一員として急変に立ち向かっていました!

今回は2つの実例を用いて

検証、解説していきたいと思います

それではいってみよ~🥰🥰🥰

こんなこと書いています

日勤帯、夜勤帯での急変時に

新人看護師さんが

どのような行動をしていたかが

わかります

今回の結論です

新人看護師さんは

急変に対応できなくて当たり前!

急変を見つけたら

大声で応援を呼ぶ

先輩看護師が急変に遭遇していたら

応援を呼び

先輩の指示に従う

これができていたら超素晴らしい🤗🤗🤗

事例紹介①

83歳男性(以下Aさん)

肝硬変の末期にて

腹水が溜まり倦怠感著名にて入院

入院後は腹水穿刺を3日に1回行っていた

急変時にはfullCPRとなっていた

日曜日の10時ころ

モニターのアラームがなり

中堅看護師が訪室すると

Aさんが口腔より血液を吐き

ベッド上で心肺停止状態を発見

中堅看護師の「急変してます だれか来て!

救急カート ドクターコールして!」と

けたたましい声が病棟に響き渡りました

Wakimonも部屋回りをしている途中でした

すぐに急変がおこっている

病室に駆け付けました

そこには発見者の中堅看護師と

新人看護師が救急カートをもって

駆けつけていました

すぐにその日の勤務者は集まりました

日曜日の勤務人数は6人でした

病棟におられる患者数は45人でした

みんな7人くらいの患者を受けもっていました

重症者も術後の患者もいます

その中での急変でした

Aさんの口腔には

血液が溜まっており吸引しましたが

呼吸は停止したままでした

すぐに心臓マッサージを始めました

ドクターコールにより

当直医が来棟し

他病棟からも応援が来ました

心臓マッサージをしながら

挿管も行いました

しかし残念ながら

心拍の再開はしませんでした

急変より2時間後

家族が来院され

死亡確認されました

事例①について検証

この事例では

新人看護師さんは

発見者の中堅看護師の叫び声を聞き

救急カートを持参して

駆けつけていました

Wakimonもすぐに駆け付け

心臓マッサージを始めました

違う看護師が

ドクターコール、家族への連絡

他病棟への連絡を行いました

新人看護師さんは

緊迫している状態を記録してくれていました

それに

Wakimonに

「心マ変わります!」と声掛けもしてくれました

新人看護師さんは一生懸命に心臓マッサージをしていました

当直DRや他病棟の看護師も加わり

人員が確保されると

新人看護師さんはWakimonに

「私は何をしたらいいでしょうか?」と

指示を仰いできました

Wakimonは

「ナースコールをとろう!」と言いました

病棟の患者様は急変患者だけではありません

新人看護師さんも部屋持ちをしています

ナースコールは平然と鳴っています

他病棟の看護師は対応できません

日勤看護師の6人のうち

リーダー、サブリーダーと

急変患者の受け持ち看護師を

急変対応に集中させ

Wakimonと新人看護師さんは

ナースコール対応や患者対応に徹しました

急変対応が行われている中で

自分がやるべきことを見極め

粛々と看護師として仕事を

こなしているようにも見えました

急変患者様がお亡くなりになり

お見送りした後に

新人看護師さんと振り返りを行いました

新人看護師さんは

「すごく緊張しました

しかしすごくいい勉強をさせていただけました」

Wakimonの前で言いました

Wakimonは

先輩看護師からも

「勇気をだしてくれてありがとう」

「良質な心臓マッサージができていたよ」と

ほめられていました😆😆😆

新人看護師さんは少し恥ずかしそうにしていました

Wakimonはしみじみと

「成長しているな~」と感慨深くなりました

勉強をさせていただいた患者様には

感謝の意をこめてお見送りさせていただきました

事例紹介②

92歳男性 

脊髄の手術をしましたが

糖尿病があり

創部の状態がわるく

出血を繰り返していました

誤嚥性肺炎も併発し

敗血症の状態でした

その日の夜勤はWakimonと

中堅看護師2名 新人看護師1名の

4人での夜勤でした

中堅看護師1名が仮眠に入り

仮眠中

Wakimonが

中堅看護師の患者を引き継いでいました

4:30ごろ

Bさんの波形が少し変化し

SPO2が少し低下したので

Wakimonが訪室すると呼吸が停止していました

fullCPRであり

心臓マッサージをすぐに開始

当直医、他病棟からの

応援を呼び挿管しましたが

心拍は再開されず

家族の到着を待ち

死亡確認となりました

事例②について検証

今回の急変は夜勤帯でした

事例1では看護師は6人いましたが

今回は看護師4人での対応でした

新人看護師さんは

事例1と偶然にも同じ方でした!

呼吸停止の患者様を発見し吸引施行後

Wakimonが心臓マッサージを始めようとしたとき

新人看護師さんが

「エアマット入っています!背板いれます!」と

声掛けしてくれました

Wakimonはエアマットが入っていることに

気が付いていませんでした

背板をいれ心臓マッサージを始めました

中堅看護師の一人は

当直DRコール、他病棟への応援連絡

主治医への連絡、家族への連絡と

外回りをしてくれていました

Wakimonは心臓マッサージを行い

新人看護師さんは救急カート持参、血管確保など

Wakimonの指示に従いながら

今できる精一杯のことを頑張っていました

3分後には当直DRが到着し

挿管が行われました

他病棟の看護師も応援に来てくれました

ルーカス(自動式心マッサージ機)も導入し

新人看護師さんは記録、タイムキーパーなど

タイムリーな役割をになっていました

チームの一員として立派に

急変に立ち向かっていました

しかし患者様の心拍、呼吸は回復せず

家族の到着を待ち

死亡確認となりました

急変から挿管までは7分程度

迅速に対応できたと思います

新人看護師さんも前回の急変の振り返りが

功を奏し的確な行動ができていました

患者様のお見送りのあと

夜勤メンバーで振り返りをしました

新人看護師さんに

Wakimonよりも冷静に

現場の状況を把握していたことに感謝しました

今回はWakimonもテンパリました

エアマットが入っている事に

きずかせてくれたことで

Wakimonは我に返ったのです

チームの一員として

新人看護師さんを誇らしく思いました

まとめ

今回は2つの事例に対して

検証しました

新人看護師さんが

この2つの事例に遭遇したとき

院内での急変対応研修はおわっていましたが

急変時には必死で

研修のことなんて

思い出せませんでした~と言っていました

しかし現実は・・・

しっかりと対応できていました!

1年前はまだ看護学生です

看護学生から新人看護師になり

ひとの生死にかかわる対応ができているなんて

もうすごいとしか言いようがない!

Wakimonは

新人看護師さんは

急変対応ができなくて当たり前だと思っています

今回の新人看護師さんは

大きな声をだして応援をよび

救急カートを持参し

先輩看護師に指示を仰ぎ

新人看護師として

やるべき事は完璧に

やってにけたと思っています

この記事を読んだ方の中には

「できのいい新人看護師なんだろうな~」

思う方もいるかもしれません

そんなことはありません!

今回の新人看護師さんは

ややおっとりしていて

ほかの新人看護師さんと少し差がでていた方でした😓

Wakimonも迅速な行動にビックリしました😮😮😮

Wakimonは正直なところ

新人看護師さんは

なにもできなくてもいいと思っています

リアルな急変の場面を見るだけでも

たいへん勉強になると思っています

看護師をしていると

急変は必ずあります!

その時にこの記事が

少しでも役に立ってくれるとうれしいです

今回はWakimonの主観で

急変時の対応について

投稿させていただきました

ここまで読んでいただき

ありがとうございました

コメント

  1. ととさん より:

    初めまして。
    検索しているとたまたま面白そうな記事を見かけたため、読ませていただきました。
    私は看護師になれず、諦めて他職業をしています。この記事を読んでいる際に、もし看護師になっていたらこんな事体験していたのだろうなーとふと思いました。看護師になれなかった事を後悔していないと思っていても、どこかで後悔しているのかな?なんて思いました💦😞
    ある意味考えさせられた記事で、面白い記事でした😄
    他記事も楽しく読ませていただきます🙇‍♀️

    • wakimon より:

      ブログ読んでいただきありがとうございます
      また貴重なコメントありがとうございます
      本当にうれしいです
      これからも頑張ってブログ投稿していきますので
      よろしくお願いいたします。

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