【認知症ケアのスペシャリストになる!】認知症ケア専門士の受験資格や勉強法を詳しく解説

認知症ケア 資格取得

こんにちは!Wakimonです

みなさんは「認知症ケア専門士」という資格をご存じですか?

2005年に制定された

比較的新しい資格で

日本認知症ケア学会が主催する

民間資格です

2023年7月9日

Wakimonは認知症ケア専門士の試験を

受験しました

今回は久々に資格試験に挑んだ経緯、結果について

投稿します

こんな人に読んでほしい

認知症ケア専門士の資格を取得したいと思っている人

認知症ケア専門士って聞いたことがあるが詳しくは知らない人

受験資格、受験料、合格率などを知りたい

結論です!

今回の試験は不合格でした

しかし認知症の基礎的な部分が勉強でき

臨床に役立つことは間違いないです!

受験を考えている人は受験した方がよい!

それではいってみよ~😆😆

認知症ケア専門士とは

認知症ケア専門士とは一般社団法人日本認知症ケア学会が

主催している資格制度です

国家資格ではなく民間資格ですが

認知症介護のプロを育成するために設けられた

認知症介護の分野ではもっとも

メジャーな資格です

受験資格は?

認知症ケア専門士の受験資格は

受験年の3月31日から過去10年の間に

認知症ケアに関する施設や機関、団体において

3年以上の認知症ケアの実務経験が必要です

ただし

ボランティア活動や研修などは含まれません

保有資格の有無や年齢は問われないため

要件を満たしていれば

誰でも受験できます

試験内容

WEB上で第一次試験の筆記テストを受けます

Wakimonは自宅のパソコンで受験しました

受験申込すると事前に

受験で使用するパソコン等の

事前動作確認のための

はがき(受験票も兼ねる)が送付されます

そこで簡単な問題をとき

パソコン等の受験状況を確認します

期間限定ですのでお忘れなく

行ってくださいね!

受験科目は

①認知症ケアの基礎:50問

②認知症ケアの実際1:総論 50問

③認知症ケアの実際2:各論 50問

④認知症ケアにおける社会資源 50問

計200問がマークシート式の五者択一問題で出題されます

そして、各分野の70%以上の正答率で合格となります

4分野すべて合格すると論述式の二次試験を受験することができます

二次試験は論述試験と面接試験にわかれています

論述試験:認定委員会より出題される事例問題に対しての論述問題です

面接試験:6人①グループとなってディスカッションをします

二次試験では論述と面接の総合評価となっていて

下記の5つの要件を満たした人が合格となります

①適切なアセスメントの視点を有している

②認知症を理解している

③適切な介護計画を立てられる

④制度および社会資源を理解している

⑤認知症の人の倫理的課題を理解している

このような内容となっています

難しい・・・・🙄

受験料

一次試験:各分野3000円(4分野で12000円)

二次試験:8000円

合格率

認知症ケア専門士認定試験の合格率は

50%前後です

合格者の中には

介護福祉士や介護支援専門員の

資格取得者もいるため

試験の難易度は決して

低くはないと言えます

認知症ケア専門士の受験を決意する

Wakimonは昨年まで病棟の認知症リンクナースをしていました

病棟には認知症の既往がある患者さんも多く

入院後の環境変化によるせん妄や

術後せん妄を起こす可能性の高い患者さんが多くいます

入院時に認知症の既往があったり

術後のせん妄リスクが高い患者さんには

事前にせん妄カンファレンスを行い対策を考えます

その中で、まだまだ認知症についての知識が

Wakimonにも病棟の看護師にも

不足しているな~と感じることが多々ありました

一緒にカンファレンスに入っていただく

認知症認定看護師から学ぶこともたくさんありました

その際に認知症認定看護師と共に

病棟に来られていたのが

認知症ケア専門士の方でした

その方は言語療法士でした

Wakimonは恥ずかしながら

「認知症ケア専門士」という資格を詳しく知りませんでした

認知症ケア専門士の資格を持つ

言語療法士も認知症の知識がすごく豊富

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症についても

深い知識を習得されていました

Wakimonは認知症ケア専門士の資格に

興味を持ちました

すぐに認知症ケア専門士の受験資格や難易度を

家に帰って調べました

その結果

「Wakimonも受けてみたい!」と即決!

2023年1月に受験を決意しました

すぐに受験の手引きと

認知症ケア標準テキストを取り寄せました

Wakimonは株式会社ワールドプランニングというサイトで

受験の手引き+テキスト全巻セット(価格:11000円税込み)を

申し込みました

願書(受験の手引きに入っています)の中に

病院や施設で記入していただく

実務経験証明書も入っています

証明書は各団体によって

時間を要することもあるので

余裕をもって提出した方がよいです

Wakimonの病院では

一週間かかりました

早速、願書を送付しました

久々の受験勉強が始まりました!

受験勉強

まずWakimonはテキストを読むことにしました

試験はすべてテキストに準じた内容で

出題されるので気合をいれて読み始めましたが・・・

なんじゃこれは?!

黒文字ばっかりで重要な部分などには

太字、赤線もなく

只々、文章がズラズラと並んでいました

あ~面白くない、どこが重要かわからない

読んでると眠たくなってくる・・・😫

Wakimonの受験勉強時間は

仕事から帰宅し、夕飯を作り

家事、洗濯し

入浴してから始まるので

早くても21:00ごろからでした

何回も寝落ちしました😫

受験勉強を始めたのが冬でしたが

なかなか勉強は思うように進まず

あっという間に春になってしまいました・・・😣

「これではいけない!」と焦り始めました

そこで、テキスト+問題集をすることにしました

問題集はユーキャンの

認知症ケア専門士速習テキスト予想問題集

選択しました

問題集には分野別にわかれた問題と

模擬試験が1回分ついてきました

眠気と闘いながら試験までの約2か月間

テキストと問題集をしました

Wakimonは4分野を一気に受ける

手続きをしてしまい

(今年は2分野、来年2分野と分けての受験も可能)

覚えることが盛りだくさんでした

勉強ができない日もあったけれど

何とか一通りの受験勉強を終え

試験当日にたどり着きました😉

試験当日

一次試験はWEB上で行われます

朝9:00~16:30まで4分野の試験を受けました

Wakimonが一番難しく感じたのは

一限目の「認知症の基礎」でした

初めて聞く言葉がたくさん出てきて

「あ~わからん」とブツブツといいながら問題と

格闘していました

一限目が終わった時点で

「あ~落ちた」と思いました

しかし、まだ3分野残っています

ブツブツ言いながらも

問題を解いていきました

Wakimonの感覚からすると

50問解くのに

60分はとても短いと感じました

見直しもできなかったです

16:10に試験がすべて終了すると

Wakimonは全身の力がぬけ

力尽きてしまいました

トホホ・・・🤣🤣🤣

結果発表

8月17日に結果発表がありました

結果は不合格

Wakimonが撃沈した

「認知症ケアの基礎」だけが不合格でした

その他の3分野は

なんと合格していました!

しかし、4分野すべて合格しないと

二次試験には進めません

Wakimonの挑戦は終わりました・・・🥲

まとめ

結果は不合格でした

確実に勉強不足だったと思います

Wakimonが率直に後悔したことは

もっとテキストを読み込めば

よかったと思いました

なぜかというと

あとで問題を思い出して

テキストで調べてみると

すべて答えが記載されていたからです

テキストは絶対に読み込むべきでした

試験は不合格でしたが

認知症への知識は確実に深まりました

認知症を引き起こす病気について知ることができ

その病気についての対応やケアへのかかわり方などを

学ぶことができました

今回は不合格だった分野を

再度見直し

来年も受験しようと思っています

病棟では現在も認知症の患者さんが多くおられます

カンファレンスも毎日のように行われています

今回の学びを臨床で活かし

認知症患者さんが安心して

入院、手術が受けれるように

援助して行きたいと心に強く思いました

また、認知症ケア専門士を受けようか

迷っている方がおられたら

Wakimonは断言します!

「受けた方がいい!」この一言に尽きます

今年、合格した3分野は5年間

試験が免除されるので

来年は不合格だった

「認知症の基礎」だけ受験し

合格したら2次試験に進むことができます

来年は絶対に合格するぞ~😆😆😆

おわり

ここまで読んでくださってありがとうございます

何かコメントいただけると嬉しいです

コメント

タイトルとURLをコピーしました